事故

【ヤバい】知床遊覧船事故の原因は?運営会社と社長について調査!

知床
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2022年4月23日、北海道の知床半島の沖合で乗員・乗客26人が乗った観光船が行方不明になりました。

4月25日時点で11人が亡くなっています。

とても痛ましい事故ですが、原因は何だったんでしょうか?

運営会社と社長について調べてみました。

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知床遊覧船の運営会社

知床遊覧船

事故を起こした船舶KAZUⅠを所有している会社は(有)知床遊覧船です。

知床遊覧船
知床遊覧船

小型船で陸に近づいて、ヒグマや知床の自然を体感できることをセールスポイントにしていたみたいですね。

  • 知床小型船協議会加入
  • 船客障害賠償責任保険加入
  • 知床小型船協議会合同安全訓練毎年実施

安全に対する取り組みも記載されていました。

ホームページを見る限り、何の問題もないように見えます。

なぜ事故が起きてしまったんでしょうか?

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知床遊覧船の事故の原因

①出港時の天候

風

出港時は穏やかで高さ約30センチだった周辺海域の波が、発達した低気圧による強風で、3時間半たった救助要請直後は約3メートルに達していたことが25日、国土交通省北海道開発局などへの取材で分かった。

日刊スポーツ

原因の一つに4月23日のウトロの天候があると思われます。

出向当時は波も穏やかだったそうです。

これだけ明瞭な寒冷前線が通過したのに、ウトロの風向は北東の風が吹いたり南東の風が吹いたり、風向きが定まっておらず、しかも風が弱いのです。

一方、ウトロから直線で60キロほど離れた網走では、寒冷前線が通過した9時頃からは西北西の風が強まり、12時57分には最大瞬間風速25.1メートル(北北西)を記録しています。

ヤフーニュース

ウトロでは風は弱かったそうですが、沖合では台風並みの強風が吹いていたそうです。

知床半島が海に突き出した地形のためにこのような現象が起きたと考えられます。

出向前に強風が吹いていれば出航を見合わせたかもしれませんね。

②暗礁があり危険

カシュニの滝

カズワンの巡航ルートにはカシュニの滝も含まれていました。

海に流れ落ちる滝で陸路では行くことができず、見るには船に乗る必要があります。

知床遊覧船のツアーの目玉スポットですね。

以前、知床の観光船の船員だった男性によりますと、現場のカシュニの滝付近について「潮の流れが速いほか、暗礁があり危険な場所だ」と話しています。

NHK

カシュニの滝周辺には暗礁(海面下の岩)があり危険な場所のようです。

潮の流れも早いようなので、熟練した船舶運転技術が必要そうですね。

もしかしたら滝に近付きすぎたのかもしれません。

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③カズワンだけ出航

運行会社の元従業員:「(船長に)気をつけろよって。初めて出るからさ。船のところに行って、運転席のところに行って、波があるから気をつけろよって。(Q.かなり波も高かった?)いや、ない。その時は。出て行ってもいいけど、午後から悪くなるからって。急に変わる。行きは何ともないけど、帰りは怖いんだ」)

(中略)

別の運行会社の船長:「やめといた方がいいぞとは言った。『はい』とは言ったけど、そのまま(出航した)」

テレ朝news

出航当日のカズワンの様子についてインタビュー記事が出ていました。

他の運行会社は揃って出航を取りやめ、カズワンの船長にもやめるよう注意したと証言しています。

24日朝、斜里町のウトロ港で、行方が分からなくなっている観光船とは別の運航会社の男性が記者団の取材に応じました。

男性は「海が荒れるのが分かっていたので、きのうは行くなと言った。なぜ行ってしまったのかと思う」と話していました。

NHK

地元の人の感覚では午後から天候が悪化することがわかっていたので、4月23日の出航はしなかったんですね。

他の会社の船員のアドバイスを聞いていれば事故は起きなかったかもしれません。

④去年事故を起こしている

知床遊覧船

観光船「KAZU 1」は、第1管区海上保安本部によりますと、去年6月にウトロ漁港を出港した直後に浅瀬に乗り上げる事故を起こしています。当時は乗客21人が乗っていましたが、けが人はなかったということです。

この事故では、今回の遭難で行方が分からなくなっている豊田徳幸船長(54)が業務上過失往来危険の疑いで書類送検されていました。

NHK

今回カズワンを操縦していた豊田船長は昨年事故を起こしているそうです。

当時は浅瀬に乗り上げただけで怪我人はいませんでした。

北海道の知床半島沖で遭難した観光船の船長・豊田徳幸さんは2016年から1年間、 島原市などが企画した観光ツアーで有明海を走る水陸両用車のドライバーを務めていたことが分かりました。

NBC長崎放送

豊田船長は知床遊覧船に所属する前は長崎で水陸両用車の運転をしていたそうです。

当時を知る関係者は豊田さんの人柄について、「3人いたドライバーの中でもリーダー的な役割で点検や操縦などを他の2人に指導していた、立派な人だった」 「有明海は干満の差が大きいがそれも把握して運転していた、無茶をするような人ではなかった」などと話しています。

NBC長崎放送

安全第一の優秀な人だったようですね。

長崎と知床では気象条件や地形が違いますし、判断を誤ってしまったのかもしれません。

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⑤船首に亀裂

知床遊覧船

約2カ月前に陸揚げされた「KAZU I」を道内の観光客が撮影した写真には、船首部分に亀裂のようなものが写っていたことが分かった。

ハフポスト

カズワンの船首には亀裂が入っていたという記事を見つけました。

画像を見ると「I」の文字の右側に茶色い線が確認できますね。

別の運行会社の男性:「去年、2回ぐらい座礁事故を起こしている。自分が見た限り、船の前側の方が割れていた。そこが大きく亀裂入って水が入った可能性がある」

テレ朝news

昨年事故を起こしていますし、その後点検や修理はしなかったんでしょうか?

⑥社長が変わった

交代

桂田社長は斜里郡出身で茨城県工業技術センター窯業指導所(現笠間陶芸大学校)を卒業。15年ほど前に地元に戻り、宿泊業を営み、斜里町の町議だった父親の後を継いだ。世界遺産「知床」地区で「国民宿舎桂田」「ホテル地の涯」「海に桂田」など複数の宿泊施設を経営。2016年に「知床遊覧船」を買い取り、社長に就任した。

日刊ゲンダイ

知床遊覧船の社長は2016年に就任した桂田精一さんです。

会社を買い取ったのは6年ほど前ということになります。

運行会社を知る人:「一流のベテランばっかり4~5人いた。船長も責任者が4~5人いた。それを(社長が)全員解雇した。経験のあるものは給料が付き30~35万になる。でも全員解雇してバイトを集めれば、15万か20万で頼める」

テレ朝news

社長交代後、知床の海を知るベテラン社員が解雇され、人員の入れ替わりがあったようです。

事故を起こした船長の豊田徳幸さん(54)は2年前に入社し、昨年、船長になったばかり。甲板員の曽山聖さん(27)も今年4月入社で、船員の経験はなかった。

日刊ゲンダイ

豊田船長も2年前に入社したばかり。

同乗していたスタッフも4月に入社したばかりで船員経験のない方でした。

安全面に不安を抱えながら運行していたんでしょうか?

⑦ブラック体質?

ボス

北海道・知床半島沖で遭難した観光船「KAZU I(カズワン)」の運航会社「知床遊覧船」(斜里町)では数年前に社長が交代した後、船長らの離職が相次いでいた。同社で昨年3月まで働いていた元甲板員の男性によると、交代後に立て続けに5人が辞め、人手不足に陥っていたという。

時事通信

コストカットで人員整理を進めた結果、人手不足になっていたようです。

豊田船長は周辺海域に精通しておらず、3月下旬にはFBに「ブラック企業で右往左往です」と記していた。会社で船に乗れるのは豊田船長と曽山聖甲板員(27)の2人だけで、男性は「たくさん仕事を押し付けられて余裕がなかったのでは」と推し量る。

時事通信社

豊田船長はフェイスブックでブラック企業と投稿しています。

業務に対して人員が少なかったんでしょうか?

他の会社は元漁師や経験者が経営に携わっているのに、知識も経験もない桂田さんが、なんで観光船なんかに手を出したのか、疑問に思っていた。

日刊ゲンダイ

社長については「海のことが分からない人だった」と指摘。悪天候で自社の船が出港できない状況でも「何で他は走っているのに、うちは出さないんだ」と詰問されたり、船が出せない日は社長が経営する宿泊施設で接客をさせられたりすることもあったという。男性は「前の社長の時は波が高くなったら休んでいた」と話し、今回の出港判断について「どうして行ったのか」と首をかしげた。

時事通信

桂田社長は海の経験がないまま知床遊覧船を買い取ったようです。

海の経験が豊富で助言をくれる人は周りにいなかったんでしょうか?

また運航会社「知床遊覧船」(斜里町)の社長が、荒れた海への出港判断について「私はいけると思った」と乗客の家族らに釈明していたことも判明した。

共同通信

桂田社長は23日の出航は大丈夫と判断したそうです。

理由①で挙げた通り、出航時は穏やかな天候だったため、いけると判断してしまうのも仕方ないかもしれません。

引用記事が全て事実なら会社の体制がまずかったかもしれませんね。

4月27日に桂田社長の記者会見予定なので、何を語るか注目したいと思います。

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【ヤバい】知床遊覧船事故の原因は?運営会社と社長について調査!まとめ

今回は2022年4月23日に発生した知床遊覧船の事故の原因をまとめてみました。

今後も報道や新情報が見つかったら追加していこうと思います。

一日も早く行方不明者が見つかることを祈ります。

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